1・シンポジウム盛会のお礼とご報告

 このたびは、「健康・省エネシンポジウムin経団連ホール」にご協力、ご支援賜りまして誠にありがとうございました。住宅環境が人の命や介護、病気に及ぼす影響は、1省庁や1学会で得られるものではありません。この度「安全な住環境に関する研究会」の会員を中心に「健康・省エネ住宅の実現と普及促進を図る国民会議(仮称)」(添付)を立ち上げる事となりました。
これにより行政、業界、消費者、学域の枠を超えて研究企画、研究協力、合意形成を行っていく所存です。パネラーとして参加されました国土交通省、環境省、経済産業省、厚生労働省も可能な限りご支援をしていただけることになりましたので、関係省庁にもアドバイスや情報提供を頂戴しながら進めてゆきたいと考えます。社会貢献としての研究、情報収集、作業などを共有するために、当面の間、名称は「国民会議準備会」とし、参加条件は、事務局を置く「安全な住環境に関する研究会に加入」とさせていただきます。皆様のご理解と、更なる研究、合意形成の輪が広がることを期待しています。私たちと一緒に社会貢献を希望される団体、企業の皆さんは、「安全な住環境に関る研究会」までご連絡頂けましたら幸いです。

2・国民会議準備会の今後のスケジュール

 *第一回会議 都内にて
 6月10日、国民会議準備会参画希望団体、企業学識経験者、業界誌による「国民合意可能な健康・省エネ住宅」に関する概念および、目標の共有の為の会議

 *第二回会議 都内にて
 6月27日、第一回会議の内容に関して、消費者団体、労働団体、ジャーナリスト
も参画し、産業界関係者の考える「健康・省エネ」住宅の概念、目標設定に関して意見交換、更なる合意形成、また、当日は今後進める研究に関しての担当の建築学、医学の中心学識経験者によるプランの提示が行われます。
 このプランに関して、産業関係者は言うまでもなく、消費者団体、労働団体、メディアも一緒になって研究参画合意形成可能な形へと考えてゆきます。