2004年度事業報告書
特定非営利活動法人 シックハウスを考える会
活動期間
2004年4月1日~2005年3月31日
活動報告
1.一般活動
(1)無料相談(随時)
シックハウス症候群に悩む人たちや、建築に関わる工務店などから、メール・FAXなど
約500件/年の相談を受け、アドバイスを行なった。
(2)ホルムアルデヒド簡易測定器の貸出
この1年間、15回の貸出しを行なった。
(3)啓蒙活動
・ インターネットによるホームページを読みやすく、探しやすくし、シックハウスに関する行政の動向、当会の行事計画や活動内容を広報し、累計56万件(この1年で11万件)のアクセスを得ている。今期、データベースの登録が8件増えた。
・ 会報「シックハウスを考える会通信」を発行。2004年5月号より、レベルアップの為、作成・編集を山田編集事務所に外注。2005年度新年号より、隔月発行・広報部会主導による会報作成を行い、立ち上がった運営委員会の方針説明・部会報告等、広く会員に啓蒙活動を行った。
・テレビ・新聞取材を多数受け、・医学会誌・建築業界紙に掲載。
上原理事長・笹川副理事長のラジオ出演にも反響があった。
北大・医学部の入試問題に理事長の活動が掲載された。
(4)支部活動の強化
(5)理事会 ・支部長会
理事会を月1回の割で開催した。
・5/6・・・理事会(本部)
・6/25・・理事会(本部)
・7/15・・理事会(本部)
・8/29・・・理事会(名古屋)
・9/24・・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・10/7・・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・10/28・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・10/31・・理事・支部長・運営委員会合同会議(エルおおさか)
・11/25・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・12/15・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・1/13・・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・2/10・・・理事会(本部・一部テレビ会談)
・3/10・・・理事会(本部・一部テレビ会談)
(6)講演活動
各支部の主催各県の団体・保険協会などの主催による全国に及ぶ講演会・セミナーにおいて、講演を精力的に行なった。
展示会・講演・セミナー等(抜粋)
・4/17・・・「医師・弁護士・住宅生産者が共に考えるシックハウス対策」講演
・4/22・・・「シックハウスシンポジウムIN 長野」開催(長野支部)
・6/5・・・・「みどりの木の文化のまちづくりネットワーク」設立記念講演
・6/20・・・第105回日本小児科学会甲信地方会で、演題発表
・7/3/4・・・第13回日本臨床環境医学総会にて発表
・7/4・・・「2004.シックハウス・シンポジウムIN東京」開催(首都圏支部)
・8/3・・・「住環境をとりまくシックハウスについて」講演
・10/16/17・・「組合まつり」出展(関西支部)
・11/28・・第41回小児アレルギー学会で演題発表
・3/4・・・建築・建材展出展(首都圏支部)
(7)事業団助成金により
・実験棟での研究により、安全建材・塗料・光触媒等の研究を分析・解析した。
・データベースの構築・・・・データベースの使い勝手の良さの向上と経費の削減が実現
(8)会員の減少
アドバイザー講習会・各支部活動で会員の拡大に努めたが、会員数は減少となり、
特に、HP会員の減少にともなう会費減収が今後の大きな課題となる。
会員種別 2004/4 入 会 退 会 2005/3
個人会員 353 44 82 315
企業会員 299 29 36 292
HP会員 24 1 10 15
社員会員 27 1 1 27
合 計 703 75 129 649
2.事業活動
(1)シックハウス対策のアドバイザー講習会及び継続講習会
・10/31・・第10回シックハウス・アドバイザー講習会大阪
・11/28・・第11回シックハウス・アドバイザー講習会東京
・12/5・・・第12回シックハウス・アドバイザー講習会名古屋
シックハウスに関わる相談に適切に応じることができるアドバイザーを養成するための制度で、
現在、資格取得者489名。
(2)現場調査資格者講習会において受講済証を発行
関西支部・・・・11名
首都圏支部・他支部・・15名
(3)シックスクール対策活動
・堺市登美が丘西保育園の新設工事における「建材・資材の安全性評価報告書」
・四條畷市立田原小学校の増築工事における「建材・資材の安全性評価報告書」
・富田林市立寺池台小学校工事における「建材・資材の安全性評価報告書」
・2005サステナブル建築世界会議東京大会に(9/27?29)参加決定
(4)会報への企業会員賛助
・広告掲載・・・3社