「シックハウスと民家のシンポジウム」 |
テーマ:「住まいのあり方」と「木と土の家」を考える 南北に長く四季の変化に富んだ日本の農村には、その地方地方に周囲の自然と調和した民家の風景がみられました。 民家は、土地の気候風土や地形条件にあわせ、地元で産する木や土などの自然材で造られており、環境にやさしい地域の資産でもありました。その日本の民家も社会経済状況の変化とともに、次第にその姿を消し、昔懐かしいふるさとの風景も失われつつあります。 一方で、シックハウスの問題や自然との共生、資源循環リサイクルなど健康や環境の視点からも、木や土で造られた日本の民家が評価されるようになりました。 本シンポジウムでは、社会問題となったシックハウスについて学び考える中、木や土など自然材で造られた日本の民家のよさを再考し、自然に親しみ、四季を楽しむ「住まいの環境文化」や「ふるさとの風景」、「農村の活性化」について意見を交えてみたいと考えております。 開催日:平成16年2月15日(日) 内 容: 2月15日(久世エスパスセンター) テーマ:「住まいのあり方」と「木と土の家」を考える @あいさつ(10:00〜10:15) A講 演(10:15〜12:00) 上原裕之氏(NPO法人シックハウスを考える会代表) 渡辺一正氏(市民文化財ネットワーク鳥取理事長、鳥取環境大学教授) B分科会(13:00〜15:00)パネルディスカッションでの検討を受けて 第1分科会(環境と健康を考えた住まいづくり) 第2分科会(シックハウスを低減するための温故知新) 第3分科会(自然に親しみ四季を楽しむ家づくり) 第4分科会(住まい手としての草葺き民家の再評価) C分科会からの報告(15:00〜15:30) Dパネルディスカッション(15:30〜17:30)テーマ「シックハウスと民家」 コーディネーター:黒田武儀氏(NPO法人日本民家再生リサイクル協会副代表) パネリスト 山名千代氏(女性建築士の会ACT 代表) 山下 豊氏(山下木材M 常務取締役) 広田正己氏(左官職人) 金平 坦氏(草葺き民家オーナーズクラブ会長) コメンテーター :上原裕之氏(NPO法人シックハウスを考える会代表) 渡辺一正氏(鳥取環境大学教授) 参加費:無 料 問い合わせ先:草葺きサミット準備会事務局 徳永 TEL:0867-55-2831、FAX:0867-55-2832 主 催:草葺きサミット準備会 岡山県真庭郡落合町上河内652-1 TEL:0867-55-2831、FAX:0867-55-2832 共 催:真庭遺産研究会、NPO法人日本民家再生リサイクル協会、草葺き民家オーナーズクラブ(予定)、 真庭森林組合(予定)、NPO法人シックハウスを考える会(予定) 協 賛:(財)福武文化振興財団 |